育雛(いくすう)とは、卵から孵ったヒナを、卵を産んだり出荷したりできる成鶏になるまで育てることです。
ヒナを育てる
孵化したばかりのヒナは、自分で体温を保つ力がまだ弱い鳥です。そのため育雛の初期は、33℃ほどに温め、1週間ごとにおよそ3℃ずつ温度を下げて、3〜4週間かけて外の気温になじませていきます。
あわせて、育雛用の飼料を与え、いつも清潔な水を用意し、換気と衛生に気をつけて育てます。
土佐ジローの雛
土佐ジローの雛は、まず種鶏(土佐地鶏とロードアイランドレッド)を高知県の畜産試験場が育て、その種卵の孵化から雛の育成までを土佐ジロー協会が担っています。雛を迎えて育てるのは、協会の飼育条件を満たして認定を受けた生産者です。
とさやま養鶏場では、孵化後およそ30日まで育てられた雛を迎え、そこから土佐山の自然のなかで平飼いで育てています。土佐ジローはゆっくりと育つ地鶏で、雄は生後150日ほどかけて育てられます。