PHF(ポストハーベストフリー)とは、農作物を収穫した後(ポストハーベスト)に農薬を使っていないことをいいます。
ポストハーベスト農薬とは
農作物には、収穫の前だけでなく、収穫した後にも農薬が使われることがあります。これをポストハーベスト農薬といいます。とくに輸入穀物は、産地から日本に届くまでに長い輸送と保管の時間がかかるため、その間のカビや虫の害を防ぐ目的で使われる場合があります。
日本国内で育てた農作物に、収穫後農薬を散布することは原則として行われていません。また、輸入のかんきつ類などに使われるカビ防止剤は、日本では「食品添加物」として、食品衛生法のもとで使用基準が定められています。そのほかの残留農薬についても、輸入品を含めて国の基準(残留農薬ポジティブリスト制度)で管理されています。
飼料と輸入穀物
家畜の飼料の主な原料であるトウモロコシなどは、その多くを輸入に頼っています。長距離の輸送や倉庫での保管のあいだに虫やカビが発生するのを防ぐため、輸入穀物では収穫後農薬が使われることがあります。PHFは、こうした収穫後農薬を使わずに管理された原料を指す言葉として使われています。
なお、PHFは国が定めた認証制度の名称ではなく、生産者や事業者が使う表現です。
とさやまの飼料
とさやま養鶏場では、土佐ジローの飼料に、分別生産流通管理(IPハンドリング)された原料を使っています。鶏が毎日食べるものが、どこから来た穀物なのかをたどれる形で選んでいます。