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セキショクヤケイ(赤色野鶏、学名 Gallus gallus)は、東南アジアの森に生きる野生の鳥です。現在飼育されているすべてのニワトリの祖先、つまりニワトリの原種にあたります。

セキショクヤケイの特徴

体長
オス約70cm、メス約40cm。
姿
オスは大きな鶏冠と、金色の蓑毛、光沢のある長い尾羽を持ちます。メスは全体に地味で、草むらに紛れる保護色をしています。
食性
昆虫や種子、木の実などを食べる雑食です。地面をついばんで餌を探します。
ねぐら
夜は、地上の天敵を避けて木の上で眠ります。
飛び方
飛ぶのはねぐらへ移るときくらいで、長くは飛べません。
警戒心
人の姿を見ると素早く逃げるほど臆病で、家畜化されたニワトリと大きく違います。
繁殖
乾季にあたる冬から春に限られます。あたためられた卵は、21日でかえります。
分布
東南アジアから南アジアにかけての、森や林のへりに広く分布します。

すべてのニワトリの祖先

世界中のニワトリは、もとをたどればこのセキショクヤケイにたどり着きます。数千年前、朝を告げて鳴く「時告げ鳥」として人に飼われ始めたのが、その始まりとされています。DNA解析でも、現在のニワトリとの遺伝的なつながりが確認されています。

そこから人は、一年を通してたくさんの卵を産むように、早く大きく育つようにとニワトリを改良してきました。季節が来なければ卵を産まなかった野生の鳥は、こうして今の姿へと変えられていきました。

土佐ジローとのつながり

土佐ジローの父である土佐地鶏は、高知の文化のなかで千年以上、原種に近い古代的な形質を保ち続けてきました。そのため土佐ジローは、日本で最もニワトリの原種に近い食用鶏とされています。

地面を掘り、虫を追い、活発に動き回る。平飼いの環境は、その野生に近い性質に合った育て方です。

とさやま養鶏場で育てる土佐ジローにも、このセキショクヤケイの血が受け継がれています。地面をついばみ、砂を浴び、群れで動き回る姿に、原種の面影が残っています。

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